カエルの静寂

友達の家に行ったら日が暮れると近くの田んぼから大量のカエルの鳴き声がそれは大きな声で聞こえるんですよ。
もう、テレビが聞こえないくらい。
電話からも聞こえるくらい。
で、深夜も鳴き止まないのですが、耳をすまして(耳をすまさなくても聞こえるんだけど)聞いていると一瞬全く鳴かなくなる瞬間があるんです。
しかもよく聞いていると法則があって、ゲロゲロないていたと思ったら一瞬全く鳴き止んで(2秒ほど)するとゲロ…って一瞬鳴き出すのですがまた鳴き止んでその後何事もなかったようにまた鳴き出すんです。
いったいこの一瞬の静寂は何の意味があるのだろう?
しかも1回とかではなく何回も同じように鳴き止むんですよ。
私なりに考えました。
1.呼吸するタイミングが同じ。
カエルも鳴くには息を吸って吐いて声を出していると思うのですよ。しかしこれだと全員肺活量が同じで、同じタイミングで息継ぎをしなければならないし、あんな大量の鳴き声が偶然同じになるとは思えない。
2.敵が近づいてきた。
これは簡単な発想。人や車。さらに猫などカエルに危害を加えそうな敵が近づくと鳴き止む。鳴いていたら敵に自分の居場所を教えているものだからバレないように鳴き止む。
しかし、こんな深夜に人なんて通らないしそんないっせいに鳴き止むはずがない。
3.リーダーらしきカエルがいて指揮をとっている。
さらによく聞いていると鳴き声が2種類あることに気が付いたのだ。
大量の「グヮーグヮー」という鳴き声のなかに少量だが大声で「ケロケロケロ」と違う鳴き声を出しているカエルがいるのだ。
そのカエルは種類が違うのか鳴き方が違うのかわからないけど明らかに違う。
しかも、聞いていると、最初「グヮーグヮー」な鳴き声のあと「ケロケロケロ」が鳴きだししばらくすると鳴き止むという法則を発見しました。
この「ケロケロケロ」がどのような意味があるのかわかりませんが、もしかしたら敵の接近を伝える警戒音なのかもしれないし、ただの別の種類のカエルなのかもしれないし謎は増えるばかりです。
専門家とかに聞けば一発でわかるのかもしれませんがたまにはこのような普段気にもとめないような些細な事でも不思議に思うと気になってしまいますね。
ぼへぇーっとなにも考えずに生きずにたまには身の回りのことに興味を持ってみると今までとは違った意外な発見があるかもしれませんよ?
この件の調査報告は追って報告する。
知っている人がいたら教えてください。
まずは探偵ナイトスクープに投稿かな(笑)